夏の参詣

土曜日。午後。夏の参詣に出かける。
志半ばで戦没された方に深い祈りを捧ぐ。

神社から皇居外苑北の丸地区に足を踏み入れ日本武道館で催されている 内田彩のライブ客に紛れて歩く。
深みのある蒼い堀の水面。武道館を横目に歩く。科学技術館に着く。六芒星ファサードはこれである。しばらく歩き竹橋を渡る。竹橋の堀も夏の蒼さを湛えている。竹橋を渡るとパレスサイドビルが聳える。しばし休んだ後、有楽町に向けて歩く。
大手町、丸の内を抜け有楽町駅高架をくぐる。途中、新丸ビルの4階や三菱一号館手前のフォトギャラリーを物色。東急プラザに入りMEToAVISIONを鑑賞。kaibutsu氏が制作した映像を深く見入る。
http://kaibutsu.jp
東急プラザ銀座で先日財布を購入した場所を探すが消えている。地下に降りる。キャビアバーを見て英国ヒースローのヒップなスタイルが今更であっても上陸するのは良いことだと思う。ニールズヤードのウーマンズバランスの香りを嗅ぐ。財布を購入した場所は東急プラザではなく阪急メンズ東京であった。ロエベ本店にもないシンプルだが機能的な財布を即決。今日もブリーフィングのビジネストートを即決。そのまま立ち食い寿司を食らうべく霞ヶ関駅のイイノビルまで歩く。大友克洋氏作画による「AKIRA」において核戦争後のネオ東京オリンピック前の様子を思い出す。https://youtu.be/zIgFpdix8PIこの動画と上の一コマと建設中のビル壁面から何を解釈すべきか思案する。日比谷野音でアーティストが吼えている。立ち食い寿司、というよりビル飲食店街は全店休業。リカバリーをかける。既に今日は神社参詣の前に表参道で写真に関する見聞も広めており、間違いなく総歩数は10,000を超えている。FUJIFILM直営スタジオとスマホプリントショップは、考え方としては秀逸。ショップ単体の損益計算書を想像する。赤坂で途中下車してリカバリー案を検討したが地元に戻る。

寿司は立って食べると旨く感じる。渋谷道玄坂の魚がし日本一 立喰寿司は狭小店舗かつ混雑の中、板場の職人にタイミングを計りながら寿司を頼む。その緊張感が寿司の旨みを増幅させているかもしれない。座って食す鮨なら生意気だが麻布十番 松勘や芋洗坂 松栄に行く。

鮨と松という漢字は相性が良い。
総歩数は21,000を超えていた。